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ねじ

ねじ(螺子、捻子、捩子)は、物体を固定するために用いる 機械要素。ドライバなどで締め付ける。ほとんどの機械製品、木工製品に使われている。 また、回転運動を、往復運動に変換する機構にも用いられる。 英語で「ねじ(Screw)」と言う場合はボルトも含まれる。

雄ねじ

日本で一般に「ねじ」というと雄ねじを指す。雄ねじを使った工作機械を利用する場合、バックラッシュに注意が必要。

雄ねじの頭の形状には、主にプラスとマイナスがある。また、セキュリティーや構造的な理由から使用者が容易に分解しにくくするために、星型/三枚刃など特殊な先端形状のドライバーを使わなければゆるめることのできないねじも存在する(ハードディスクや業務用ビデオカセットなどで用いられている)。工業製品では、圧倒的にプラスの方が多く使われている。これは自動工具などによってねじを締めるとき、プラスの方がセンターが自ずと定まり取り扱いやすいためである。

棒状の金属などに雄ねじを切るための道具はダイスという。ダイスは内側に雌ねじの切られたちくわのような形をしている。内側には縦にいくつか溝があり、その断面が切り刃になっている。ダイスを、棒状の金属などの上に載せてまわしていくと、ダイスが進むにつれて内側の刃により雄ねじが切られ、溝のところから切り屑が出てくる。

雌ねじ

雌ねじを切るための道具はタップという。タップは雄ねじのような形状で、先端部はやや細く、切削の導入部となっている。軸方向に沿って数本の溝が切られ、その断面が切り刃になっている。雌ねじを切りたい穴の中に、タップを垂直にねじこんでいくと、刃の部分で雌ねじが切られ、溝のところから切り屑が出てくる。

ねじの歴史

日本最初のねじは、種子島銃のコピーにつかわれたものであるらしい。実際、それ以前の使用例は見つけられていないようだ。これについては、次のような話が伝えられている。

種子島に日本で初めて鉄砲が持ち込まれたとき、種子島の領主はこれを買い取り、ある職人に同じものを作ることを命じた。その職人はそっくりなものを作ったが、実際に発砲してみると、どうしても銃身の底が抜ける。オリジナルの鉄砲ではなぜ底が抜けないのか。どうしてもわからなかったその職人は、娘を嫁がせることを条件に、南蛮人からその秘密を教えてもらえることになった。その秘密とは、銃身の中に雌ねじを切り、ふたに雄ねじを切ってねじり込むというものであった。これによりねじの秘密が明らかになり、日本における鉄砲の製造が可能になった。

ネジの分類

締結につかわれるネジ  ボルト・ナット 管用テーパ-ネジ

駆動にもちられるネジ   送りネジ ボールネジ

ネジを作る機械

圧造機(ヘッダー)
圧造機(マイクロ)
転造機(ローリング)
足割り機
  各種動画が見れます。

ネジの形状サンプル

タッピンネジ形状参照画像 −すべてナベ頭M3×6クロメート付−

頭部形状(M3)、各種メッキ等参照画像


◆用語解説
バックラッシ
(Backlash:一般的な発音ではバックラッシュ)とは、工作機械などの機械を扱うとき、ねじ、歯車による隙間のこと。この隙間によってねじや歯車は自由に動くことができる。しかし、正の方向に回転していたものを逆の方向に回転させたとき、寸法のずれが生じるということがある。これを考慮して寸法の調整をしなければならない。

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