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カスタマーレビュー
おすすめ度:
五木流”大変な時代”の生き方を淡々と教えてくれる1冊。
(2008-12-28)
世界恐慌などの話題に振り回され、これから、一体どうなるのだろうかという不安な人が多い現代である。
多くの人は、これから先どうなるのかと常に考えてしまう。
そのような悩みに対する著者の覚悟は「覚悟すること」だと言い切る。
金融資本主義はもはや崩壊し、これから、時代は大きくだろうが、物事の本質を明らかに見る
と言う意味での「諦め」も必要だと言う。
世の中が、たとえ、どんなになろうが、我々は生きていかなければならない。そのためには「覚悟」することが必要であるということを、苦しい戦争の時代さえ乗り切って来た著者は
肩の力を抜いて淡々と教えてくれる。
覚悟が必要な時代
(2008-12-09)
これまではまだそれほど頼らないという覚悟は必要でなかったかもしれない。
経済成長し、世の中が安定しいた時代には頼る=甘えるだけでもさしたる困難も無く生きてこられたのだろう。
しかし、これからは違う。著者の言うように日本はこれからは成熟からゆっくりと下降していく時代。根本的に考えを改めなければならない時期にきているのである。もはや国など当てにできないし、親子間、隣人間の争いも増えるばかりだ。
30年以上前に名著「甘えの構造」が著されたが、その後甘えは増幅するばかりでついに臨界点に達してしまった感がある。
甘えを克服するという観点からも、頼らないという覚悟、諦める=明らかに究める覚悟は大きな意味を持つのではないか。
私もまた悪人
(2008-12-06)
精神的な苦しみを抱えて一年間ぐらいまともに本を読んでいませんでしたが、
ようやくどん底を脱しつつある中で、自分の気持ちをうまく整理してくれる本でした。
現実をありのまま受け入れること、そこから出発してまた自分なりに生きていこうと、
この本は思わせてくれました。
そしてもう一つ、人は皆悪人であること、我こそは正義や良識の持ち主であると考えている
自分もまた傲慢な一人の悪人にすぎないこと、を気付かせてくれました。
読み物としては、好き嫌いでしょうが、中盤が少々中だるみな感じがしましたので、
星を一つ減らしましたが、書かれている内容は私にとって間違いなく星5つです。
重さに唸る書
(2008-12-04)
人間としての存在に感謝をし、生きることの有難さに思いを致した瞬間に、生き方そのものが変わることを、「覚悟」というある種過激なキーワードを使いながら解き明かす含蓄のある書。重みに思わず唸らざるを得ない。
いちいち胃の腑に落ちる思考と感覚です
(2008-11-23)
五木さんの文章はほんとに心地よく滑らかですべての細胞に沁みこむ感じがありますが、それは文章の達人というだけではなく思考の原点に五木さんの言われる「他力」を感じるからでしょうか?そしてまた日本人としての遺伝子の中に組み込まれて深く沈潜している心身や脳の記憶が呼び覚まされるからでしょうか?芸術家は普通の人が見えないものを見せてくれるといいますが、まさに自分の中に確かに潜んでいるのだけれど形として理論としてうまくまとめられないものを系統立てて呼び起こしてくれるような喜びがあります。
いちいち納得することばかりですが、戦後50年間日本国全体がこぞって躁状態にありその中で国民たちはある意味躁的に生きてきた、今その頂上を過ぎて下山(鬱)の時を迎えている。人生の春夏秋冬、またインドで分けるような四つの時期でいうなら社会全体が秋冬であり、林住期から遊行期になってきている。登山の時には足元しか見られなかったが下山の時こそ俯瞰して物事がよく見える。そして不合理で不条理な世界に身を置き、老いて或いは病を得ても尚生きて在ること、それだけで価値があると締めています。
覚悟とは、諦めて(明らかに究めて)頼らないこと。
自分の今後の生き方そして物事の理解の仕方の軸になる本です。お薦めです!
おすすめ度:
五木流”大変な時代”の生き方を淡々と教えてくれる1冊。
世界恐慌などの話題に振り回され、これから、一体どうなるのだろうかという不安な人が多い現代である。
多くの人は、これから先どうなるのかと常に考えてしまう。
そのような悩みに対する著者の覚悟は「覚悟すること」だと言い切る。
金融資本主義はもはや崩壊し、これから、時代は大きくだろうが、物事の本質を明らかに見る
と言う意味での「諦め」も必要だと言う。
世の中が、たとえ、どんなになろうが、我々は生きていかなければならない。そのためには「覚悟」することが必要であるということを、苦しい戦争の時代さえ乗り切って来た著者は
肩の力を抜いて淡々と教えてくれる。
覚悟が必要な時代
これまではまだそれほど頼らないという覚悟は必要でなかったかもしれない。
経済成長し、世の中が安定しいた時代には頼る=甘えるだけでもさしたる困難も無く生きてこられたのだろう。
しかし、これからは違う。著者の言うように日本はこれからは成熟からゆっくりと下降していく時代。根本的に考えを改めなければならない時期にきているのである。もはや国など当てにできないし、親子間、隣人間の争いも増えるばかりだ。
30年以上前に名著「甘えの構造」が著されたが、その後甘えは増幅するばかりでついに臨界点に達してしまった感がある。
甘えを克服するという観点からも、頼らないという覚悟、諦める=明らかに究める覚悟は大きな意味を持つのではないか。
私もまた悪人
精神的な苦しみを抱えて一年間ぐらいまともに本を読んでいませんでしたが、
ようやくどん底を脱しつつある中で、自分の気持ちをうまく整理してくれる本でした。
現実をありのまま受け入れること、そこから出発してまた自分なりに生きていこうと、
この本は思わせてくれました。
そしてもう一つ、人は皆悪人であること、我こそは正義や良識の持ち主であると考えている
自分もまた傲慢な一人の悪人にすぎないこと、を気付かせてくれました。
読み物としては、好き嫌いでしょうが、中盤が少々中だるみな感じがしましたので、
星を一つ減らしましたが、書かれている内容は私にとって間違いなく星5つです。
重さに唸る書
人間としての存在に感謝をし、生きることの有難さに思いを致した瞬間に、生き方そのものが変わることを、「覚悟」というある種過激なキーワードを使いながら解き明かす含蓄のある書。重みに思わず唸らざるを得ない。
いちいち胃の腑に落ちる思考と感覚です
五木さんの文章はほんとに心地よく滑らかですべての細胞に沁みこむ感じがありますが、それは文章の達人というだけではなく思考の原点に五木さんの言われる「他力」を感じるからでしょうか?そしてまた日本人としての遺伝子の中に組み込まれて深く沈潜している心身や脳の記憶が呼び覚まされるからでしょうか?芸術家は普通の人が見えないものを見せてくれるといいますが、まさに自分の中に確かに潜んでいるのだけれど形として理論としてうまくまとめられないものを系統立てて呼び起こしてくれるような喜びがあります。
いちいち納得することばかりですが、戦後50年間日本国全体がこぞって躁状態にありその中で国民たちはある意味躁的に生きてきた、今その頂上を過ぎて下山(鬱)の時を迎えている。人生の春夏秋冬、またインドで分けるような四つの時期でいうなら社会全体が秋冬であり、林住期から遊行期になってきている。登山の時には足元しか見られなかったが下山の時こそ俯瞰して物事がよく見える。そして不合理で不条理な世界に身を置き、老いて或いは病を得ても尚生きて在ること、それだけで価値があると締めています。
覚悟とは、諦めて(明らかに究めて)頼らないこと。
自分の今後の生き方そして物事の理解の仕方の軸になる本です。お薦めです!
