Special Menu
Category Menu
- ジャンル別
- 文学・評論
- 思想・社会・ノンフィクション
- 人文・思想
- 社会・政治
- ノンフィクション
- 歴史・地理
- ビジネス・経済・キャリア
- 投資・金融・会社経営
- 科学・テクノロジー
- 医学・薬学
- コンピュータ・インターネット
- アート・建築・デザイン
- 実用・スポーツ・ホビー
- 資格・検定
- 暮らし・健康・子育て
- 旅行ガイド
- 語学・辞事典・年鑑
- 教育・学参・受験
- こども
- コミック・アニメ・BL
- タレント写真集
- ゲーム攻略本
- エンターテイメント
- 新書・文庫
- 雑誌
- 楽譜・スコア・音楽書
- 古書
- カレンダー
- ポスター
検 索
アイテム詳細
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
血と骨〈下〉 (幻冬舎文庫)
修羅を生きる (幻冬舎アウトロー文庫)
断層海流 (幻冬舎文庫)
タクシー狂躁曲 (ちくま文庫)
闇の子供たち (幻冬舎文庫)
血と骨〈下〉 (幻冬舎文庫)
修羅を生きる (幻冬舎アウトロー文庫)
断層海流 (幻冬舎文庫)
タクシー狂躁曲 (ちくま文庫)
闇の子供たち (幻冬舎文庫)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
凄まじい小説
(2008-04-14)
本当に凄まじい小説でした。
多少の誇張はあるにせよ、こんな人間が実在したのかと疑いたくなる様な壮絶な生き様。徒党も組まず一匹狼を貫く姿勢は、潔ささえ感じられる。自分以外の人間は例え血を分けた子供達であっても信用せず、家族は自分が生きる為の道具として見ないその冷徹さ。
全ての欲望に忠実で、生きるということにここまで貪欲である人間を知らない。
身内にいたら嫌!・・・だけど憧れる自分がいる(苦)
(2007-10-13)
在日版「ベニスの商人」と言っても過言でない小説です。作者の実在した父親が
モデルになっているだけあって、更に緊迫感が文章に漂わせています。
暴力と金しか信じないその姿勢は周囲の人々を不幸にし、結果、末期には老いと
病魔に勝てず衰退していく姿は儚さを感じます。
だけど、ヤクザ十数人とやりあったり、驚異の絶倫振り(この表現マズイか・・)
怖いものなしの金 俊平に憧れている自分がいます。
前々から梁 石日先生の物語はサイバーパンクSFに通じる、暴力性、猥雑さが
存在していると思っています。もし、梁先生が近未来ものを描いたら
伝説のSF「ドクターアダー」に匹敵する物が生まれるかもしれません。
読む者を圧倒する骨太の骨と、熱い血
(2007-04-24)
こんな人が家族にいたら絶対に嫌だよね。
近所にいるだけでも嫌だ。
でも、その生き方には何故か引き付けられるものがある。
そんな主人公、金俊平の一生を書いた作品。
作者の実父がモデルとされているだけあって、
小説として誇張されている部分もあるのだろうが、
その存在感、リアリティーには圧倒される。
物語は1930年頃の大阪から始まる。
力で自分の好きなように生きる金俊平。
何故か無理やり妻にされてしまった英姫。
金俊平に振り回される親友の高信義。
金俊平の野放図な生き様と共に、貧しいながらも、
互いに助け合いながら生きる在日朝鮮人の生活が書かれる。
その助け合いの精神は殺伐とした現代では考えられません。
小説の技術としては、視点が定まっていない部分があります。
だけど、そんな欠点も気にならない位、この作品には読む者を圧倒する
骨太の骨と、熱い血が流れています。
凄い作品です。
暴力とカネのみを信じた男の末路
(2007-02-24)
「人間死ぬまで生きるだけだ」
主人公の父親は、暴力とカネだけを信じて、周りの人を全員不幸のどん底へと突き落としながら生きていきます。その超人的な暴力ぶりは非現実的であるものの、著者の迫力の描写によって、非常なリアリティーを帯び、読みながら恐怖のどん底へと突き落とされていく気分になります。まるで恐怖映画を見るように、次はどんな恐ろしいシーンが待ち構えているのかと貪るように読んでしまいました。
しかし、無敵の暴力を誇る父親も年齢と病気には勝てず、自らもどん底へと落ち込んでいきます。いい気味だと言うのもあまりにも哀れな末路。
チカラとカネの無力さを実感させる名著であります。
在日文学の特長と限界
(2006-08-22)
たぶん、かなり誇張されてる部分もあると思われるが、程度の差こそあれ、主人公のような生き方しかできない人は結構いたんじゃないだろうか。
自分の父が作者と同世代、祖父が主人公と同世代なので、父や祖父、そして年長の親戚知人の姿が本作の登場人物に重なり合って見えたりする。
自分に限らず、ある年代以上の在日ならそう感じることだろう。
本作に特徴的な、ある種クローズドなリアリティが在日文学(とカテゴライズして良いものかどうかわかりませんが)の特長でもあり、また、必然的に限界でもあると考える。
過剰な描写が鼻につくきらいもあるが、自分自身が在日なので思い入れ度が高く、星5つを献上。
おすすめ度:
凄まじい小説
本当に凄まじい小説でした。
多少の誇張はあるにせよ、こんな人間が実在したのかと疑いたくなる様な壮絶な生き様。徒党も組まず一匹狼を貫く姿勢は、潔ささえ感じられる。自分以外の人間は例え血を分けた子供達であっても信用せず、家族は自分が生きる為の道具として見ないその冷徹さ。
全ての欲望に忠実で、生きるということにここまで貪欲である人間を知らない。
身内にいたら嫌!・・・だけど憧れる自分がいる(苦)
在日版「ベニスの商人」と言っても過言でない小説です。作者の実在した父親が
モデルになっているだけあって、更に緊迫感が文章に漂わせています。
暴力と金しか信じないその姿勢は周囲の人々を不幸にし、結果、末期には老いと
病魔に勝てず衰退していく姿は儚さを感じます。
だけど、ヤクザ十数人とやりあったり、驚異の絶倫振り(この表現マズイか・・)
怖いものなしの金 俊平に憧れている自分がいます。
前々から梁 石日先生の物語はサイバーパンクSFに通じる、暴力性、猥雑さが
存在していると思っています。もし、梁先生が近未来ものを描いたら
伝説のSF「ドクターアダー」に匹敵する物が生まれるかもしれません。
読む者を圧倒する骨太の骨と、熱い血
こんな人が家族にいたら絶対に嫌だよね。
近所にいるだけでも嫌だ。
でも、その生き方には何故か引き付けられるものがある。
そんな主人公、金俊平の一生を書いた作品。
作者の実父がモデルとされているだけあって、
小説として誇張されている部分もあるのだろうが、
その存在感、リアリティーには圧倒される。
物語は1930年頃の大阪から始まる。
力で自分の好きなように生きる金俊平。
何故か無理やり妻にされてしまった英姫。
金俊平に振り回される親友の高信義。
金俊平の野放図な生き様と共に、貧しいながらも、
互いに助け合いながら生きる在日朝鮮人の生活が書かれる。
その助け合いの精神は殺伐とした現代では考えられません。
小説の技術としては、視点が定まっていない部分があります。
だけど、そんな欠点も気にならない位、この作品には読む者を圧倒する
骨太の骨と、熱い血が流れています。
凄い作品です。
暴力とカネのみを信じた男の末路
「人間死ぬまで生きるだけだ」
主人公の父親は、暴力とカネだけを信じて、周りの人を全員不幸のどん底へと突き落としながら生きていきます。その超人的な暴力ぶりは非現実的であるものの、著者の迫力の描写によって、非常なリアリティーを帯び、読みながら恐怖のどん底へと突き落とされていく気分になります。まるで恐怖映画を見るように、次はどんな恐ろしいシーンが待ち構えているのかと貪るように読んでしまいました。
しかし、無敵の暴力を誇る父親も年齢と病気には勝てず、自らもどん底へと落ち込んでいきます。いい気味だと言うのもあまりにも哀れな末路。
チカラとカネの無力さを実感させる名著であります。
在日文学の特長と限界
たぶん、かなり誇張されてる部分もあると思われるが、程度の差こそあれ、主人公のような生き方しかできない人は結構いたんじゃないだろうか。
自分の父が作者と同世代、祖父が主人公と同世代なので、父や祖父、そして年長の親戚知人の姿が本作の登場人物に重なり合って見えたりする。
自分に限らず、ある年代以上の在日ならそう感じることだろう。
本作に特徴的な、ある種クローズドなリアリティが在日文学(とカテゴライズして良いものかどうかわかりませんが)の特長でもあり、また、必然的に限界でもあると考える。
過剰な描写が鼻につくきらいもあるが、自分自身が在日なので思い入れ度が高く、星5つを献上。
