Special Menu
Category Menu
- ジャンル別
- 文学・評論
- 思想・社会・ノンフィクション
- 人文・思想
- 社会・政治
- ノンフィクション
- 歴史・地理
- ビジネス・経済・キャリア
- 投資・金融・会社経営
- 科学・テクノロジー
- 医学・薬学
- コンピュータ・インターネット
- アート・建築・デザイン
- 実用・スポーツ・ホビー
- 資格・検定
- 暮らし・健康・子育て
- 旅行ガイド
- 語学・辞事典・年鑑
- 教育・学参・受験
- こども
- コミック・アニメ・BL
- タレント写真集
- ゲーム攻略本
- エンターテイメント
- 新書・文庫
- 雑誌
- 楽譜・スコア・音楽書
- 古書
- カレンダー
- ポスター
検 索
アイテム詳細
カスタマーレビュー
おすすめ度:
吸い込まれるように読み終わりました。
(2008-12-16)
ここ10年ほどに読んだ小説の中で一番面白かったです。
しかし、読んで怒り出す人がいるのも分かります。
ここ10年ほどで読んだ小説に、あまり面白いものがなかった人には、是非おすすめです!!
自分の書きたいことを書きたいように書いている
(2008-11-23)
作者の得意とする「社会の中で居場所を見つけることができず」かつ「その理由を自分ではなく周囲のせいにする」人たちが主人公の連作短編集。この人物造型は、作風は完全に異なるが、「邪魔」「最悪」や「イン・ザ・プール」にもよく出てくるパターンである。
この作者のすごいところは、(おそらく)読者におもねることが全くなく、自分の書きたいことを書きたいように書いているところであると思う。その結果として文章に迷いが無く切れ味のある作品になっているように思う。普通、直木賞を獲った作家は、なかなかこの類の作品は書かないと思う。
他の作品と比べて、「ホロリ」とさせられるところが無いことが少し残念。
題名「ララピポ」の意味は後半の作品中に出てくる。
明日は我が身の怖さ
(2008-10-14)
05年09月の単行本を文庫化した作品で,6編からなる連作短編集です.
短い期間,狭い範囲で起きたいくつかのできごとを,いくつかの視点で描いており,
編の移り変わりとともに,少しずつ時間と場所,視点をずらしながら進んでいきます.
彼らの抱えるさまざまな事情は,さすがに同じ境遇までは考えづらいのですが,
その心境にはうなずけるものも多く,一歩間違えば『明日は我が身』とも思えて,
全体的には軽妙で読みやすいものの,人間の醜さなどは笑うに笑えないところです.
また,それぞれの編は曖昧に,そしてなんともあと味の悪いおわり方をするのですが,
それらは別の編でフォローされ,わずかながらも救われた様子がわかるのが印象的です.
ただ,作品の性質上,複数の編(視点)で同じ場面が展開されることになるため,
それらが収束していく終盤につれ,既視感が出てきてしまうのは少し気になります.
また,醜悪と言いますか,『遠慮のない』性的描写が全編を通じて描かれているため,
『そちら方面』とは違うのですが,かなり読み手を選ぶ作品だと思います.(特に女性)
なお,不思議なひびきのするこのタイトル,作中でその意味がチラリと出るのですが,
確かに作品を表すピッタリの言葉とも思える反面,少しばかり強引に感じるところも….
ニッポンは狂ってる
(2008-10-10)
6話の、登場人物がリンクした連作短編集。テーマは東京のお手軽セックス風俗。お下劣ネタを、ギャグタッチで活写する。
盗聴、盗撮、援助交際、素人投稿、エロ小説、アダルトビデオ…日本では日常化した一般事象である。だが、おかしいよ。これらの事象はひめやかに、声を潜めて語られるべきことのはずだ。それが、妙に大手を振って白昼堂々と話題になり、行われる。こうして小説ネタにされると、ニッポンが狂ってるってことがよくわかる。
セックスは古来、文学の重要なテーマであった。だが今や、こうして精神性がはがれ落ちて、抜け殻のように滑稽な動物的行為となりはてている。苦笑しながらはっとそんなことに気づかされる。セックスをテーマにしながら、官能のかけらもない。純文学に対して非常に挑戦的なユーモア小説となっている。
哲学をしたい方向け
(2008-09-12)
死ぬほど(嬉しいこと)(悲しいこと)(ビックリするようなこと)があっても、死ぬ「ほど」で実際死ぬわけじゃないから、色んな意味の人生最高潮があってもどこまでも人生ってやつは続くんだよ、という話でした。救いがないかなぁ。人生こんなもんじゃない?
おすすめ度:
吸い込まれるように読み終わりました。
ここ10年ほどに読んだ小説の中で一番面白かったです。
しかし、読んで怒り出す人がいるのも分かります。
ここ10年ほどで読んだ小説に、あまり面白いものがなかった人には、是非おすすめです!!
自分の書きたいことを書きたいように書いている
作者の得意とする「社会の中で居場所を見つけることができず」かつ「その理由を自分ではなく周囲のせいにする」人たちが主人公の連作短編集。この人物造型は、作風は完全に異なるが、「邪魔」「最悪」や「イン・ザ・プール」にもよく出てくるパターンである。
この作者のすごいところは、(おそらく)読者におもねることが全くなく、自分の書きたいことを書きたいように書いているところであると思う。その結果として文章に迷いが無く切れ味のある作品になっているように思う。普通、直木賞を獲った作家は、なかなかこの類の作品は書かないと思う。
他の作品と比べて、「ホロリ」とさせられるところが無いことが少し残念。
題名「ララピポ」の意味は後半の作品中に出てくる。
明日は我が身の怖さ
05年09月の単行本を文庫化した作品で,6編からなる連作短編集です.
短い期間,狭い範囲で起きたいくつかのできごとを,いくつかの視点で描いており,
編の移り変わりとともに,少しずつ時間と場所,視点をずらしながら進んでいきます.
彼らの抱えるさまざまな事情は,さすがに同じ境遇までは考えづらいのですが,
その心境にはうなずけるものも多く,一歩間違えば『明日は我が身』とも思えて,
全体的には軽妙で読みやすいものの,人間の醜さなどは笑うに笑えないところです.
また,それぞれの編は曖昧に,そしてなんともあと味の悪いおわり方をするのですが,
それらは別の編でフォローされ,わずかながらも救われた様子がわかるのが印象的です.
ただ,作品の性質上,複数の編(視点)で同じ場面が展開されることになるため,
それらが収束していく終盤につれ,既視感が出てきてしまうのは少し気になります.
また,醜悪と言いますか,『遠慮のない』性的描写が全編を通じて描かれているため,
『そちら方面』とは違うのですが,かなり読み手を選ぶ作品だと思います.(特に女性)
なお,不思議なひびきのするこのタイトル,作中でその意味がチラリと出るのですが,
確かに作品を表すピッタリの言葉とも思える反面,少しばかり強引に感じるところも….
ニッポンは狂ってる
6話の、登場人物がリンクした連作短編集。テーマは東京のお手軽セックス風俗。お下劣ネタを、ギャグタッチで活写する。
盗聴、盗撮、援助交際、素人投稿、エロ小説、アダルトビデオ…日本では日常化した一般事象である。だが、おかしいよ。これらの事象はひめやかに、声を潜めて語られるべきことのはずだ。それが、妙に大手を振って白昼堂々と話題になり、行われる。こうして小説ネタにされると、ニッポンが狂ってるってことがよくわかる。
セックスは古来、文学の重要なテーマであった。だが今や、こうして精神性がはがれ落ちて、抜け殻のように滑稽な動物的行為となりはてている。苦笑しながらはっとそんなことに気づかされる。セックスをテーマにしながら、官能のかけらもない。純文学に対して非常に挑戦的なユーモア小説となっている。
哲学をしたい方向け
死ぬほど(嬉しいこと)(悲しいこと)(ビックリするようなこと)があっても、死ぬ「ほど」で実際死ぬわけじゃないから、色んな意味の人生最高潮があってもどこまでも人生ってやつは続くんだよ、という話でした。救いがないかなぁ。人生こんなもんじゃない?
