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アイテム詳細
ダークホルムの闇の君 (創元推理文庫)
Diana Wynne Jones(原著)
浅羽 莢子(翻訳)
東京創元社
グループ:Book /ランキング:73411
価格:¥ 1,029
発売日:2002-10 /通常24時間以内に発送
Diana Wynne Jones(原著)
浅羽 莢子(翻訳)
東京創元社
グループ:Book /ランキング:73411
価格:¥ 1,029
発売日:2002-10 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
魔術師ダークの受難
(2008-12-20)
一筋縄でいかない、なかなかのブラックファンタジー。
別世界(たぶん我々の世界)からやってきた事業家チェズニー氏が、契約をたてに魔法世界のダークホルムを一大観光地に変えてしまった。
料金をとって、ファンタジーにあこがれるツアー客を斡旋、ダークホルムに君臨する悪の親玉『闇の君』を倒すための冒険ツアーが仕組まれ続け40年。
観光地化するにあたって、もたらされる利益はすべてチェズニー氏が搾取する。
町も、畑も荒れ放題で、ダークホルムはまさに風前の灯。
この世界を救うのは誰か?神殿のお告げで、動物好きのへっぽこ魔術師ダークが今年の『闇の君』役に選ばれる。
次から次に難事が降りかかって、ぼろぼろに、次第にばらばらになっていくダーク一家の様子には一本道ではないおもしろさはありました。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの筆の力だと思います。
いやー、世界観も登場人物も好きだけど、好み的には描写が過酷でした。
魔術師ダークが可哀そうでなりません。
ネタばらしになってしまうので、細かくは書きませんが、ところどころの描写が被害の規模の大きさをよくよく考えるとぐろいです。
本当の戦争で人が死ぬのは分かるけど、お芝居の戦争でも本当に殺し合う不気味さというか…。
精神的に華奢な人はリアルに感情移入すると胸が悪くなるんじゃないでしょうか。
点数の3点は、単純にぐろい部分に対する好みの問題です。
話の筋は良く出来てる大人のファンタジーと言えると思います。
グリフィンたち
(2008-10-20)
1998年に出た『The Dark Lord of Derlholm』の翻訳。
非常にダイアナ・ウィン・ジョーンズらしい作品だった。着想は独特で風刺的、ディテールにはユーモアと優しさに満ちており、錯綜した筋立ても最後にはキッチリとまとまってくる。さすが、大家の傑作といわれているだけある。
なかでも印象に残ったのは、主人公の息子・娘・ペットたち。さまざまな動物の混じったキメラたちなのだが、気のいいやつらで、うちにも欲しくなる。
ユーモア・ファンタジーを求めている人にはうってつけの一冊。
続編に『グリフィンの年』がある。
ファンタジーファンのためのファンタジー
(2007-12-20)
ファンタジーではおなじみのアイテムをギュギューっと詰め込んで、24時間フル回転休憩ナシで文化祭しながらのマラソン大会、みたいです。
問題をドバーっと撒き散らして、最後にパタパタと片付く気持ち良さはさすがです。
登場人物もみんな魅力的で大満足でした。
ファンタジーファンなら笑える設定も、慣れていない人にはちょっと分かりにくいかも知れません。
あと、読んでいると分かると思いますが、ダークホルムというのは魔法世界全部を指す呼び名ではなく、ダーク達が住んでいる谷の辺り一帯を指すと考えられます。
今まで読んだ中で一番!
(2006-07-31)
面白い展開、設定、大人の辛口な視点。どれもが ユニーク。一番気に入ったのは 主人公のダーク。なんて動物、植物好きな魔術師なんだろう!それでいて、現実の辛さ、酷さにも 気づいている。あきらめずに、何とか工夫をこらして、大事なものを守ろうとする・・・・・・。
その子供たちも キャラがたっている。
読み終えるのが もったいなかった。
退屈している人に
(2004-09-20)
とびきりおもしろいです。でも、かなりテンションが高いので、覚悟が必要です。
まず、設定がユニーク。主人公が異世界に旅する話はいくらでもありますが、この本は、そんな旅人のために観光事業をしている世界を舞台にしています。
おすすめ度:
魔術師ダークの受難
一筋縄でいかない、なかなかのブラックファンタジー。
別世界(たぶん我々の世界)からやってきた事業家チェズニー氏が、契約をたてに魔法世界のダークホルムを一大観光地に変えてしまった。
料金をとって、ファンタジーにあこがれるツアー客を斡旋、ダークホルムに君臨する悪の親玉『闇の君』を倒すための冒険ツアーが仕組まれ続け40年。
観光地化するにあたって、もたらされる利益はすべてチェズニー氏が搾取する。
町も、畑も荒れ放題で、ダークホルムはまさに風前の灯。
この世界を救うのは誰か?神殿のお告げで、動物好きのへっぽこ魔術師ダークが今年の『闇の君』役に選ばれる。
次から次に難事が降りかかって、ぼろぼろに、次第にばらばらになっていくダーク一家の様子には一本道ではないおもしろさはありました。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの筆の力だと思います。
いやー、世界観も登場人物も好きだけど、好み的には描写が過酷でした。
魔術師ダークが可哀そうでなりません。
ネタばらしになってしまうので、細かくは書きませんが、ところどころの描写が被害の規模の大きさをよくよく考えるとぐろいです。
本当の戦争で人が死ぬのは分かるけど、お芝居の戦争でも本当に殺し合う不気味さというか…。
精神的に華奢な人はリアルに感情移入すると胸が悪くなるんじゃないでしょうか。
点数の3点は、単純にぐろい部分に対する好みの問題です。
話の筋は良く出来てる大人のファンタジーと言えると思います。
グリフィンたち
1998年に出た『The Dark Lord of Derlholm』の翻訳。
非常にダイアナ・ウィン・ジョーンズらしい作品だった。着想は独特で風刺的、ディテールにはユーモアと優しさに満ちており、錯綜した筋立ても最後にはキッチリとまとまってくる。さすが、大家の傑作といわれているだけある。
なかでも印象に残ったのは、主人公の息子・娘・ペットたち。さまざまな動物の混じったキメラたちなのだが、気のいいやつらで、うちにも欲しくなる。
ユーモア・ファンタジーを求めている人にはうってつけの一冊。
続編に『グリフィンの年』がある。
ファンタジーファンのためのファンタジー
ファンタジーではおなじみのアイテムをギュギューっと詰め込んで、24時間フル回転休憩ナシで文化祭しながらのマラソン大会、みたいです。
問題をドバーっと撒き散らして、最後にパタパタと片付く気持ち良さはさすがです。
登場人物もみんな魅力的で大満足でした。
ファンタジーファンなら笑える設定も、慣れていない人にはちょっと分かりにくいかも知れません。
あと、読んでいると分かると思いますが、ダークホルムというのは魔法世界全部を指す呼び名ではなく、ダーク達が住んでいる谷の辺り一帯を指すと考えられます。
今まで読んだ中で一番!
面白い展開、設定、大人の辛口な視点。どれもが ユニーク。一番気に入ったのは 主人公のダーク。なんて動物、植物好きな魔術師なんだろう!それでいて、現実の辛さ、酷さにも 気づいている。あきらめずに、何とか工夫をこらして、大事なものを守ろうとする・・・・・・。
その子供たちも キャラがたっている。
読み終えるのが もったいなかった。
退屈している人に
とびきりおもしろいです。でも、かなりテンションが高いので、覚悟が必要です。
まず、設定がユニーク。主人公が異世界に旅する話はいくらでもありますが、この本は、そんな旅人のために観光事業をしている世界を舞台にしています。
そして、登場人物はさらにユニーク。こども、大人、魔法使い、何か不思議な生きものなんかが、ぎっしりひしめきあっていて、いっせいに話しかけてくるような感じです。しかも、そのほぼ全員がパニック状態。それぞれ悩みがあるんだけど、その悩みがいちいち、ファンタジーの世界にしては現実的で身近でみみっちくて、笑えるものばかり。
全員が好き勝手な方向へ暴走し、あちこちでトラブルが起こり、もうどうにもならない、そんな状態が続きます。『うる星やつら』とか『らんま1/2』をファンタジーにして登場人物を変えて、内容はそのまま長さを十分の一くらいに凝縮したようなかんじでしょうか。
なのにラストでは、このお祭り騒ぎが、魔法のように一瞬にして、おさまるべきところにぴたっとおさまるのです。どの登場人物が好きな人も満足する完全なエンディング。
最高におもしろい本です。退屈している人に、絶対におすすめ。
