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カスタマーレビュー
おすすめ度:
追悼
(2008-10-09)
ポール・ニューマンが亡くなり、感慨深いものがあります。
20世紀を代表するスターであり、俳優・映画監督・政治活動家(ニクソンの政敵リストにもあげられたことがある)・慈善家として一本スジが通った一生だったと思う。
本作「評決」はそんなポール・ニューマンを偲んで観たが、うらぶれた弁護士から正義感あふれる弁護士へと復活をとげるポール・ニューマンらしいヒーロー像でした。
「明日に向かって撃て」「スティング」などに加えて、「評決」はポール・ニューマンの代表作ではないでしょうか?
正義への飽くなき執念
(2008-03-22)
ボストンの街に1人の中老の弁護士がいた。男の名はフランク・ギャルビン。
かつては腕利きでエリートコースを邁進していたが、同僚の不正事件に巻き込まれ買収工作を起こした罪を着せられ逮捕、不起訴となったが事務所はクビ、妻からも逃げられそれ以降は正に転落の一途を辿っていた。 昼間から酒びたりになり新聞の死亡欄で係争問題に発展しそうな所を探し当てるも厄介者扱いされ仕事が順当に進まない。
そんな中、ある1件の依頼が彼の元に飛び込んで来る・・・。
出産のため入院していた若い女性が、麻酔投与のミスにより意識不明になりそのまま植物状態、その妹夫婦が病院を相手取り訴訟の相談にやって来たのである。
当初、病院を経営する教会側から21万ドルでの示談を持ちかけられるが、若い女性のあまりに不幸で痛々しい姿により、彼の中に眠っていた闘争心に火がつき、全面的に裁判で争う決心を固める・・・。
ポール・ニューマンが、医療の不正事件をきっかけに自らの立ち直りも賭けて法の正義を貫こうとする姿が逞しいです。 相手側の敏腕弁護士コンキャノンを演じるジェームス・メイスンが、古狸っぽい側面を持ち様々な影の圧力で蹴落としにかかってきます。 2人の、弁護士として置かれている境遇の違いもあり形勢的にはニューマンの方が圧倒的に苦しいですが、飽くなき執念を抱き、相棒の協力などにも支えられ着実に勝利への糸口を掴んでいきます。
最終弁論でのニューマンの言葉には、脚本家のデヴィッド・マメットの思想、価値観が色濃く表現されています。雑念に惑わされる事無く自分が本当に正しいと思う事をして欲しいと切に祈る、誰にでも存在する人間としての良心に訴えかける渾身のメッセージです。
最後の場面、コーヒーを片手に物思いにふけるニューマンと、酒びたりで寝込んでいるS・ランプリングの姿が対照的に映りました。どちらにとってもある意味苦い結末でしたが、全身全霊で闘い抜き過去の己を乗り越えた者と、裏切りによる罪悪感に駆られ憔悴した者という形で命運が分かれたものだと思います・・・。
また、初めて観たときは気付きませんでしたが、「十二人の怒れる男」で6番陪審員だったエドワード・ビンズが司教の役で、7番陪審員(いい加減で心無い男)だったジャック・ウォーデンがニューマンの相棒の役で出演しています。
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追悼
ポール・ニューマンが亡くなり、感慨深いものがあります。
20世紀を代表するスターであり、俳優・映画監督・政治活動家(ニクソンの政敵リストにもあげられたことがある)・慈善家として一本スジが通った一生だったと思う。
本作「評決」はそんなポール・ニューマンを偲んで観たが、うらぶれた弁護士から正義感あふれる弁護士へと復活をとげるポール・ニューマンらしいヒーロー像でした。
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そんな中、ある1件の依頼が彼の元に飛び込んで来る・・・。
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最後の場面、コーヒーを片手に物思いにふけるニューマンと、酒びたりで寝込んでいるS・ランプリングの姿が対照的に映りました。どちらにとってもある意味苦い結末でしたが、全身全霊で闘い抜き過去の己を乗り越えた者と、裏切りによる罪悪感に駆られ憔悴した者という形で命運が分かれたものだと思います・・・。
また、初めて観たときは気付きませんでしたが、「十二人の怒れる男」で6番陪審員だったエドワード・ビンズが司教の役で、7番陪審員(いい加減で心無い男)だったジャック・ウォーデンがニューマンの相棒の役で出演しています。
