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アイテム詳細
曲目リスト
1.Love Supreme, Pt. 1: Acknowledgement
2.Love Supreme, Pt. 2: Resolution
3.Love Supreme, Pt. 3: Pursuance/Pt. 4: Psalm
1.Love Supreme, Pt. 1: Acknowledgement
2.Love Supreme, Pt. 2: Resolution
3.Love Supreme, Pt. 3: Pursuance/Pt. 4: Psalm
カスタマーレビュー
おすすめ度:
コルトレーンの世界に踏み入るための鍵なのではないだろうか?
(2008-05-29)
あくまでジャズ初心者の意見として聞いてもらいたいけど、正直、有名な「ジャイアントステップ」や「ブルートレイン」を聴いてもまったく興奮も感動もできなかった。
そして、これを聴いてもダメだったら自分はジャズとは縁がないのだと諦めよう・・・と思い手にしたこの盤を聴き、文字通りブッ飛んだのでした。本盤は四曲でひとつの組曲のようなものを構成しており、一曲目で宇宙開闢を告げ、二曲目・三曲目とテンポを上げ(三曲目のサックスとドラムの激しい絡みのなんと荒々しいこと!!)、「詩篇」という名を与えられた四曲目で死の気配さえ濃厚な終焉を見せる(最初聴いたときはマーラーの第九交響曲の終楽章を想起しました。確認したら全然別物でしたが)。ジャズという音楽にどうも享楽的なイメージを持っていたけど、ここでは文字通りひとつの宇宙が描かれている!サックスの音色も、いわゆる「美音」などというものからはほど遠く、掠れた毛筆のように上から下までバリバリバリとのた打ち回っている。この一枚を聴くことでジャズに対する見方を一挙に変えられ、また、ここから翻って「GiantSteps」や「BlueTrain」にも興味を持てるようになりました。
クラシックやロック音楽はそれなりに聴いてきたけどジャズはどうも・・・という自分のような手合いには是非ともこの一枚から入ることを強くお勧めします。ただひとつ、音質については疑問で、リニューアル前の音と比べれば相当改善されているとのことですが、それにしてもベースやバスドラムが聞き取りづらいと感じるし、左右に音を振りすぎていてかなり違和感を感じます。GiantSteps等はもう少しオーソドックスな音作りだったのですが。
アーティスティックなアルバム。
(2007-08-12)
このアルバムの音楽性はすばらしいと思います。ですが、このアルバムの評価とかレビューを見ていて精神性とか魂とかいう言葉が出てくるところが嫌いです。確かに、題名、曲の構成やジャケットからしてもトレーン自身がそういうところを意識していますが、何か信仰を押し付けられているような印象を与える評価はいかがなものかと思います。音楽は聞き手にとってもっと自由なものでいいと思います。トレーンの音楽はこの上なく好きですが、こういう精神性とかを前面に出すところははっきり言って嫌いです。せっかくトレーンのアルバムで最高の音楽性をもったアルバムなのですから、もっと気楽に聴ける雰囲気を作って欲しかったと思います。ジャケットもこんな気難しい感じではなく、ポップな色使いにして印象を変えれば、聞こえ方も変ってくると思うのに・・・。私はこのアルバムを聴く時、精神性とかいう先入観をもたず、アーティスティックなアルバムとして気軽な気持ちで聴いています。
パワフル・プリーチャー・コルトレーン
(2007-04-09)
ジョンコルトレーンのテナーサックスはソウルフルだとよく言われる。幼い頃の教会でのゴスペル経験。無名時代にR&Bバンドで修行を積んだ日々もあったようだ。この「至上の愛」(神の愛)ではそんな彼のアフロアメリカンらしいプレイが充分に楽しめる。4つの曲から成る30分を越える組曲だが、ドラマティックな構成で飽きさせられない。ダイナミックなエルビンジョーンズのドラムスが緊張感溢れる状況を設定し、フリーキーなタッチのマッコイタイナーのピアノが風雲急を告げる。そこに明確な意思をもったテナーが現れ、まるでプリーチャーのように饒舌にリスナーに語りかける(実際に彼がチャントをする場面もある)。ひとつひとつのフレーズはソウルフルで格好良く、むせ返るほどにR&Bっぽい。ジャズが最もソウル・R&B・ゴスペルに近づいた瞬間だ。まるで映画ブルースブラザースでの司祭に扮したジェームスブラウンを彷彿とさせる。ハレルヤ・コルトレーン。パワフルなプリーチングに僕はもう失神寸前だ。
A LOVE SUPREME
(2007-01-22)
Coltraneが自作の曲だけで、しかも明確な主題を持って挑んだスタジオレコーディング。3音で構成されるプリミティブなテーマがColtraneの着想を垣間見る冒頭のAcknowledgementは、Coltraneが19回呟くように歌うアルバムタイトル、途中の転調がとても神秘的。続くResolutionのフリーキィなテーマは素晴らしい。激しく緊張感。McCoy Tynerのピアノは(とても真似できないけれど)ヒラメキに満ちてる。Pursuance〜Psalmへ。Jimmy GarrisonのベースsoloはColtraneの志を相当汲み取っているように聴こえる。マレットを使ったロールから徐々にElvin Jonesが入ってくる。このエンディングに向かう4人の一体感はスゴい。高揚感。とても志の高い高揚感というか。1音、1音を慎重に確認しながら進んでいく。決して整ったオンガクではない。不思議とColtraneが一人で引っ張っていく雰囲気よりもむしろ4人が共に音を刻んでいる感じ。このエンディングがアルバム4曲をとても特別なものにしてると思う。冒頭で示したものがColtraneのヒラメキだとすれば、このエンディングはそこから得た何かこう、神々しい瞬間だなぁ、、と。
名盤か???
(2006-08-21)
コルトレーンは王貞治でソニー・ロリンズは長島茂雄だ。と言った男がいる。野球の興味がない人にはせんない話ではあるが言いえて妙である。「求道者」と「自然児」。そのコルトレーンが宗教がかって「愛」を説く。一世一代の名盤ということにジャズ界ではなっているが、ジャズ評論家にしてジャズ喫茶のオヤジの寺島靖国さんは「お経」と一蹴する。「名盤」なのか「お経」なのか。これほど、論議を呼ぶアルバムはめったにない。ただ一つ言えることは熱狂的なコルトレーン・ファンかそうとうのジャズ好き以外は聴かないほうがいいかも知れない。とくにジャズを聴き始めの人は、聴くと「ジャズ嫌い」になる恐れがある。コルトレーン・ファンの到達点のアルバムかも知れない。求道者を思わせる横顔のジャケ写真はいい。(松本敏之)
おすすめ度:
コルトレーンの世界に踏み入るための鍵なのではないだろうか?
あくまでジャズ初心者の意見として聞いてもらいたいけど、正直、有名な「ジャイアントステップ」や「ブルートレイン」を聴いてもまったく興奮も感動もできなかった。
そして、これを聴いてもダメだったら自分はジャズとは縁がないのだと諦めよう・・・と思い手にしたこの盤を聴き、文字通りブッ飛んだのでした。本盤は四曲でひとつの組曲のようなものを構成しており、一曲目で宇宙開闢を告げ、二曲目・三曲目とテンポを上げ(三曲目のサックスとドラムの激しい絡みのなんと荒々しいこと!!)、「詩篇」という名を与えられた四曲目で死の気配さえ濃厚な終焉を見せる(最初聴いたときはマーラーの第九交響曲の終楽章を想起しました。確認したら全然別物でしたが)。ジャズという音楽にどうも享楽的なイメージを持っていたけど、ここでは文字通りひとつの宇宙が描かれている!サックスの音色も、いわゆる「美音」などというものからはほど遠く、掠れた毛筆のように上から下までバリバリバリとのた打ち回っている。この一枚を聴くことでジャズに対する見方を一挙に変えられ、また、ここから翻って「GiantSteps」や「BlueTrain」にも興味を持てるようになりました。
クラシックやロック音楽はそれなりに聴いてきたけどジャズはどうも・・・という自分のような手合いには是非ともこの一枚から入ることを強くお勧めします。ただひとつ、音質については疑問で、リニューアル前の音と比べれば相当改善されているとのことですが、それにしてもベースやバスドラムが聞き取りづらいと感じるし、左右に音を振りすぎていてかなり違和感を感じます。GiantSteps等はもう少しオーソドックスな音作りだったのですが。
アーティスティックなアルバム。
このアルバムの音楽性はすばらしいと思います。ですが、このアルバムの評価とかレビューを見ていて精神性とか魂とかいう言葉が出てくるところが嫌いです。確かに、題名、曲の構成やジャケットからしてもトレーン自身がそういうところを意識していますが、何か信仰を押し付けられているような印象を与える評価はいかがなものかと思います。音楽は聞き手にとってもっと自由なものでいいと思います。トレーンの音楽はこの上なく好きですが、こういう精神性とかを前面に出すところははっきり言って嫌いです。せっかくトレーンのアルバムで最高の音楽性をもったアルバムなのですから、もっと気楽に聴ける雰囲気を作って欲しかったと思います。ジャケットもこんな気難しい感じではなく、ポップな色使いにして印象を変えれば、聞こえ方も変ってくると思うのに・・・。私はこのアルバムを聴く時、精神性とかいう先入観をもたず、アーティスティックなアルバムとして気軽な気持ちで聴いています。
パワフル・プリーチャー・コルトレーン
ジョンコルトレーンのテナーサックスはソウルフルだとよく言われる。幼い頃の教会でのゴスペル経験。無名時代にR&Bバンドで修行を積んだ日々もあったようだ。この「至上の愛」(神の愛)ではそんな彼のアフロアメリカンらしいプレイが充分に楽しめる。4つの曲から成る30分を越える組曲だが、ドラマティックな構成で飽きさせられない。ダイナミックなエルビンジョーンズのドラムスが緊張感溢れる状況を設定し、フリーキーなタッチのマッコイタイナーのピアノが風雲急を告げる。そこに明確な意思をもったテナーが現れ、まるでプリーチャーのように饒舌にリスナーに語りかける(実際に彼がチャントをする場面もある)。ひとつひとつのフレーズはソウルフルで格好良く、むせ返るほどにR&Bっぽい。ジャズが最もソウル・R&B・ゴスペルに近づいた瞬間だ。まるで映画ブルースブラザースでの司祭に扮したジェームスブラウンを彷彿とさせる。ハレルヤ・コルトレーン。パワフルなプリーチングに僕はもう失神寸前だ。
A LOVE SUPREME
Coltraneが自作の曲だけで、しかも明確な主題を持って挑んだスタジオレコーディング。3音で構成されるプリミティブなテーマがColtraneの着想を垣間見る冒頭のAcknowledgementは、Coltraneが19回呟くように歌うアルバムタイトル、途中の転調がとても神秘的。続くResolutionのフリーキィなテーマは素晴らしい。激しく緊張感。McCoy Tynerのピアノは(とても真似できないけれど)ヒラメキに満ちてる。Pursuance〜Psalmへ。Jimmy GarrisonのベースsoloはColtraneの志を相当汲み取っているように聴こえる。マレットを使ったロールから徐々にElvin Jonesが入ってくる。このエンディングに向かう4人の一体感はスゴい。高揚感。とても志の高い高揚感というか。1音、1音を慎重に確認しながら進んでいく。決して整ったオンガクではない。不思議とColtraneが一人で引っ張っていく雰囲気よりもむしろ4人が共に音を刻んでいる感じ。このエンディングがアルバム4曲をとても特別なものにしてると思う。冒頭で示したものがColtraneのヒラメキだとすれば、このエンディングはそこから得た何かこう、神々しい瞬間だなぁ、、と。
名盤か???
コルトレーンは王貞治でソニー・ロリンズは長島茂雄だ。と言った男がいる。野球の興味がない人にはせんない話ではあるが言いえて妙である。「求道者」と「自然児」。そのコルトレーンが宗教がかって「愛」を説く。一世一代の名盤ということにジャズ界ではなっているが、ジャズ評論家にしてジャズ喫茶のオヤジの寺島靖国さんは「お経」と一蹴する。「名盤」なのか「お経」なのか。これほど、論議を呼ぶアルバムはめったにない。ただ一つ言えることは熱狂的なコルトレーン・ファンかそうとうのジャズ好き以外は聴かないほうがいいかも知れない。とくにジャズを聴き始めの人は、聴くと「ジャズ嫌い」になる恐れがある。コルトレーン・ファンの到達点のアルバムかも知れない。求道者を思わせる横顔のジャケ写真はいい。(松本敏之)
